新ジブクレーンの検証について

高いところから低いところへ、奥から手前へ、などダイナミックかつ滑らかな動きで画を押さえることができ、スタジオカメラの定番にもなっているクレーンカメラ。当スタジオにも導入をしています。そのカメラを動かすアーム部分、それがジブクレーンです。

今回、新しいジブクレーン「GF-7500 GF-Tele Jib」の導入を検討するにあたり、Studio-1に設置されているトラッキングセンサーとの相性などを検証しました。

Studio-1では、LEDパネルを常設。LEDパネルを生かした撮影から、XR撮影も可能なスタジオです。バーチャルシステムにはdisguiseを採用しています。レンダリングマシンrxⅱが4台、メディアサーバーはVX4 Plusが1台を設置。トラッキングセンサーは、マーカー検知型のmo-sysStarTrackerが2台・マーカレスタイプのトラッキングセンサーTrackmen Viotrack R+を1台の計3つ常設しています。

「GF-7500 GF-Tele Jib」は、耐荷重が従来のものより増えていることと動作のスムーズ化に最適化されたジブクレーンです。当スタジオでの検証でも、XR撮影を行う際のキャリブレーションがずれにくくなることが確認できました(投影した際のCGがずれにくく、CGとリアルをより自然に溶け込ませる)。また、クレーンカメラのワークもさらに滑らかになり、綺麗に画の動きをつけることが可能です。

正式に導入した際には、またお知らせいたします!

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